この記事では、以下のような疑問を持っている人に役立つ情報を主に紹介します。
結論から言うと、アップルギフトカードの買取・現金化は違法行為にはあたりません。しかし、カード会社では禁止行為とされているので注意が必要となります。
アップルギフトカードを、カード会社にバレずに現金化するための方法を徹底解説するので、最後までじっくり読んで不安を解消してください。
アップルギフトカード買取はバレても違法性はない
アップルギフトカードを買取してもらうことで現金を調達する際に、「違法性はないのか？」と不安に感じる人もいるでしょう。
ここでは、アップルギフトカードの買取が違法ではない理由について以下にまとめました。
それぞれ、見ていきましょう。
営利目的でなければ問題はないから
たとえば、フリマアプリやオークションで不用品を出品したり、リサイクルショップや金券ショップなどで買取りをしてもらったとしても、違法行為として罪に問われることは通常はありません。
なぜなら、それらの不用品は最初から利益を出すために販売する目的で購入したものではないからです。
普通は、購入時よりも高い価格で買取してもらえるということはないので、営利目的だとは考えにくいです。
まれに、希少価値のある商品はプレミア価格がつき定価よりも高く売れることもありますが、そのような場合でも「自分で使う目的で購入したが、不要になったから買取してもらうことにした」という理由であれば問題ありません。
アップルギフトカードについても、同様のことが言えます。もともとは自分で使う目的や誰かにプレゼントする目的などで購入したけれど、予定が変わって使い道がなくなったから買取してもらう、という理由があれば営利目的であることを疑われることはありません。
ただし、フリマアプリでは理由にかかわらずアップルギフトカードなどの金券類の出品・販売は禁止されています。
メルカリでは、有形／電子を問わず、金銭と同等に扱われるもの全般の出品を禁止をしています。
事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。
オークションサイトでは、不要になったアップルギフトカードを出品することは可能です。
支払い済みのギフトカードに違法性はない
アップルギフトカードは正規の販売サイトや、コンビニ・スーパー・家電量販店などの店舗で購入することができます。
ただし、アップルギフトカードはクレジットカード・キャリア決済などを利用して、オンラインで購入されることも多いです。
厳密にいうと、支払いを完了するまではまだ自分の所有物ではないという考え方もあります。
自分の所有物ではないアップルギフトカードを買取してもらい、現金化することは横領罪にあたる可能性があります。
また、クレジットカードで商品を購入するという本来の目的ではなく、現金を調達するための手段としてアップルギフトカードの購入をして利用した場合には、詐欺罪ととらえられるリスクもあります。
ここまで聞くとやはり違法行為なのか、と怖くなってしまう人が多いと思いますが、実際にこのような罪に問われて逮捕されたという事例はないので、そこまで深刻にとらえる必要はないでしょう。
電子ギフト券には古物営業法が適用されないから
金券の買取・販売を行う業者は、古物商として公安委員会から認可を受けて営業しなければなりません。このように、不用品の買取や中古販売を行う業者には、古物営業法という法律を遵守することが義務づけられています。
そうなると、アップルギフトカードを転売・現金化する際には古物商としての認可を受けなければならないのか？と考える人もいるでしょう。
しかし、この古物営業法が適用されるのはあくまで不用品。たとえば、貴金属やブランド品、家電などの形のある物品とされています。
アップルギフトカードはカードタイプもありますが、一般的な紙の商品券とは異なり、買取時にはギフト券番号をやり取りすることになります。
そのため、形のある商品を売買することにはならないので、古物営業法は適用されません。
また、たとえ形のある品物であっても不用品をフリマアプリ・オークションで出品したり、リサイクルショップなどの店舗で買取してもらう際には、古物商としての許可を取得する必要はありません。
カード会社の規約違反に該当する場合がある
アップルギフトカードを現金化することに違法性はなく、罪に問われることはありません。
それなら、堂々とアップルギフトカードを買取してもらっても問題ないのかというと、実はそうともいえないので注意が必要です。
単にクレジットカードが使えなくなり不便になるというだけではなく、信用情報に傷がつき、その後何年もの間、新たにクレジットカードを発行することができなくなったり、ローンを組んだり融資を受けたりすることができなくなるので、デメリットが非常に大きいです。
また、強制退会となった場合は分割払いやリボ払いなどの未返済の支払い残高も一括請求されることになるので、金銭的に非常に厳しい状況に陥ります。
アップルギフトカード買取がバレるケース
アップしてギフトカード買取を利用することに違法性はありませんが、クレジットカード会社やアップルでは、アップルギフトカードを現金化に利用することを禁止しています。
どのようなケースで、アップルギフトカードの現金化を行ったことがバレるのかについて、以下のケースをわかりやすく説明します。
アップルギフトカードを高額購入した
通常であれば、クレジットカードを普段のショッピングに利用しただけでカード会社からの調査が入ったり、追跡をされるということはありません。
その際に、不正利用ではないことを説明したとしても、アップルギフトカードは換金性の金券にあたることから、利用目的を問われることも考えられます。
アップルギフトカードは一度に高額の購入をすることが可能ですが、カード会社から現金化目的であると疑われることを防ぐためには、10万円以上の高額の購入をすることは避けましょう。
不自然な頻度でアップルギフトカードを購入した
アップルギフトカードをクレジットカードで時々購入しても、カード会社から怪しまれることはありません。
また、カード会社だけではなくAppleからも、購入頻度が不自然だと現金化目的ではないかと怪しまれてしまい、発覚した場合はアカウント停止などの処分を受ける可能性があります。
クレジットカードで購入し支払いを滞納している
普通にクレジットカードを利用していて、購入履歴についてカード会社が細かくチェックするということは通常ありません。
しかし、クレジットカードの支払いを滞納してしまうとカード会社が利用履歴をチェックした上で督促状を送ってきたり、電話連絡をしてきたりすることになります。
カード会社に利用履歴の調査をされたくない場合は、クレジットカードの支払いは滞納することなく、毎月期日までにしっかり支払うようにしてください。
安全性の低いギフト券買取サイトを利用した
アップルギフトカードの買取は、金券ショップなどの店舗ではほとんど行っていないので、ギフト券買取サイトを利用する人が多いです。
よく調べずにサイトを利用すると、自分が買取してもらったアップルギフトカードや個人情報が悪用されて、カード会社やアップルにバレてしまうリスクがあります。
アップルギフトカードの現金化を安全に行う方法
アップルギフトカードを現金化したことがバレると、クレジットカードの利用停止やアップルのアカウント停止などの厳しいペナルティを受ける可能性が高いです。
このようなリスクを防ぎ、安全にアップルギフトカードの買取を利用する方法について以下にまとめました。
一度に高額のアップルギフトカードを購入しない
アップルギフトカードの現金化を疑われないようにするためには、まずはクレジットカードで一度に高額の購入をすることは避けましょう。
クレジットカードは、手元に現金がなくても高額の決済ができるので、つい高額の購入をしてしまいますが、これまでの利用履歴にないような品物をいきなり高額で大量に購入すると、不正利用を疑われてしまう可能性があります。
同じクレジットカードで頻繁に購入しない
1枚のクレジットカードで、頻繁にアップルギフトカードの購入を繰り返すと、不自然な履歴が残りカード会社からの調査が入りやすくなります。
そして、もし利用目的の聞き取りをされた場合に、あまりにも頻繁に購入していると言い訳ができなくなってしまいます。
もし、短期間のうちにアップルギフトカードの購入をする場合には、違うクレジットカードを使うことをおすすめします。
それぞれのクレジットカードには頻繁に購入した履歴が残らないので、調査が入るリスクを減らすことができます。
クレジットカードの支払いを滞納しない
カード会社から利用履歴の調査が入るのは、クレジットカードの支払いを滞納したことがきっかけとなることが多いです。
普段、アップルギフトカードを購入しても怪しまれることはなかったのに、期日までに支払いをしないことで自ら怪しまれる状況を作ってしまうことになります。
アップルギフトカードの現金化について聞き取りをされることにならないように、日頃からクレジットカードの支払いは滞納せずに、しっかり行うようにしてください。
信頼できるギフト券買取サイトを利用する
アップルカード買取を、カード会社やアップルにバレずに安全に現金化するためには、信頼できるギフト券買取サイトを利用することが大切です。できるだけ知名度が高く、実績のある大手の買取サイトを選びましょう。
あまり有名ではない新しいサイトでも、大手の系列である場合もあるので、運営会社も確認してみてください。
サイトを利用する際には、買取率や振込スピードを重視するだけではなく、会社概要にも目を通してください。所在地や連絡先はもちろん、古物商許可番号を記載しているサイトは信頼性が高いです。
不明な点は、問い合わせをし納得してから利用しましょう。有名なサイトであれば、ネット上に利用者の口コミ評判もあるので参考にしてみてください。
Appleギフトカード現金化がバレるケースや対処法まとめ
アップルギフトカードの買取に違法性はないのか？という疑問に対する答えと、カード会社にバレないように行うための方法についてまとめました。
アップルギフトカードの買取には違法性はないので、罪に問われる心配はありません。ただし、カード会社の規約では現金化を目的としたカード利用を禁止していて、クレジットカードで購入したアップルギフトカードを現金化すると、利用停止になる可能性があります。
このようなリスクを防ぐためには、クレジットカードで高額のアップルギフトカードを購入しないこと、短期間で頻繁に購入しないことがポイントです。
また、クレジットカードの支払いを滞納することもカード会社にバレるリスクを高めるので、気をつけてください。
